■これまでの依頼のされ方を振り返る
イラストレーターりおたです。久々にこのページを更新します。そして、こんな形でPR記事を掲載させていただけるようになったことを素直に嬉しく思ってます。【PR】ってついているように、この記事はAdobe Acrobat オンラインツールさんとのタイアップ記事です。
とりあえず近況報告から。おかげさまで、仕事がめっっっっっっちゃくちゃ増えました。返し切れていない連絡が多数ありまして、マネージャーにいつも相談する毎日です。
この記事を書いている2023年7月27日時点では、東北楽天ゴールデンイーグルスさんの2023夏季メインビジュアルを担当させていただいた関係で、仙台に1週間ほど滞在していましたす。ちょっとこんなにも夢のような仕事はそうそう無くて、街に広がる自身のポスターを見る度に感動しています。
仙台駅構内や地下通路などの壁面に自分の巨大なイラストが飾ってあるのは、どんな言葉でまとめたら良いのかわからないほど感情が昂る興奮があってたまらないですね…! 滞在期間中、嬉し過ぎて1日に3〜4回は用もなく観に行っていましたす。
それだけではなく、少し前には横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー選手と山﨑康晃選手が、自分のイラストTシャツをオールスターゲーム当日に着用してくれました。
直近のこの2つだけでお腹いっぱいというぐらい夢が叶って嬉しいのですが、それ以外にも本当に数えきれないほど多くの仕事をいただいていまして、ついには昔からずっと生業の一つとして行なっていた個人様からの似顔絵依頼をしばらくの間お断りする状態になっています。
いつかメインビジュアルを彩ったり、街や球団やクラブチームを盛り上げたりするスケールの大きいイラストレーターになれたらいいなとは夢見ていました。が、ぼんやりと浮かべていた程度で、まさか本当に実現できるとは考えていませんでした。
自身はサッカー雑誌で挿絵を描くところからイラストレーターのお仕事を始めた身なので、あの頃に「自分のイラストが大好きな雑誌に、お仕事として載っている…!」と興奮した時の気持ちだけはどんなに大きなお仕事をしても絶対に忘れないよう謙虚にいきたいです。これからもお仕事をする度に喜び、ありがたいときちんと思えるイラストレーターでありたいなと思います。
■最近の依頼の傾向について
依頼のされ方も、大きく変わりました。月単位の依頼ペースは大規模~小規模合わせて7本~10本ぐらい。それも制作スパンが長いもの(1ヶ月)と短いもの(数日)を同時進行させつつ、ということが増えています。
プロスポーツ球団や選手から、直接リクエストを受けることも増えました。先ほど描いた山﨑選手やバウアー選手だけでなく、前田健太選手や及川雅貴選手、元選手ですと佐藤寿人さんから直接依頼を受けてイラストを納品したこともあります。
昨年には、ほとんど地元といっていい広島にある中国新聞さんから、広島東洋カープさんの2022年地元開幕戦を記念したイラスト制作を受注しました。その制作秘話のインタビューでも触れたんですが、
>作者はスポーツイラストレーター・りおたさん。主にスポーツを題材にしたイラストを自身のSNSで発信。過去にはユニクロにもデザインが採用された一流イラストレーターだ。独特なタッチでアスリートが輝く一瞬を切り取り、その記念すべき日を表現した作品。「制作は10日間。楽しかったが、物理的に起きている時間全てを使わないと無理だった」と振り返る。また、マツダスタジアムで売り子をしている友人を描き込んでいることも明かした。(ひろしまリード より引用)
みたいな感じで、正直なところ寝る時間もないぐらい大変でしたが、おかげさまでものすごく大きな反響をいただきました。
2022年6月には、エディオン蔦屋家電広島さんで広島での初個展も開催させていただいています。
本当に、陳腐な言い方ですが「夢のよう」とはこのことです。
■依頼のされ方に変化が出てきた
ただ、ご依頼が増えたことで、相応に大変なこともあります。
例えば、仕様がかなり細かくなったこと。特に金額の大きな案件では、ビジュアル面での細かい指定がものすごく多いですね。修正依頼も多く、上記のような数のご依頼を受けているとスケジュール的に「ちょっとしんどいな」「納期もタイトだな」と思うことが増えました。
その中で、課題として持ち上がってきたのが「PDFでもらった資料をどう整理するのか?」です。案件が大きくなるほど、色指定やラフ、イラストを描くのに必要なたくさんの資料を、PDFでいただくことが多いのです。
そこで、今回はAcrobat オンラインツールを使ってPDFの資料を整理してみました。結果、これめちゃくちゃ便利だなと思いました。
■Acrobat オンラインツールがまじで神な件
皆さん、改めてこの記事はAcrobat オンラインツールさんのPR記事ですw でも、ちゃんと良いと思ってるので紹介しますよー。まず、めちゃくちゃ多機能なんですよね。
例えばPDFの圧縮機能。ファイルの圧縮レベルを設定できて(高・中・低)、かなり重いファイルも画質を保ったままファイルサイズを小さくできました。使わなくなったものの、また参照する可能性がある資料なんかは、サイズを縮小して保存できるとハードディスクの容量をだいぶ軽量化してくれます。
イラストレーターという仕事柄、ハードディスクを逼迫しがちなのでこの機能はホント神でしたね。。。
写真などのJPGやPNGファイルをPDF化する機能も結構使いましたが、高機能。イラストの下描きの写真を撮ってPDFで送るときに、コメントを追加したりフリーハンドで描画できたり。変換後のデータもきれいで、さすがアドビさんって感じですね。
他にも、複数あるPDFを一つにまとめる結合機能。すごく直感的に操作可能で、スムーズに結合できました。
PDFに別の資料を挿入するときは「PDFにページを挿入・追加」機能がめちゃめちゃ役に立ちました。他のファイルからページを追加するとき、ピンポイントに追加したい位置に追加できたり、これが無料?? って感じですね。
PDFに電子署名を入れる機能も無料で使えます。フリーハンドで署名を入れることもできますし、署名の色や大きさを自由に調整できるのもいいですねー。
PDFのページ順を入れ替える機能は、ドラッグ&ドロップで順番変更できるし、ページの回転やページ追加・抽出も同時に可能。
PDFを保護する機能では、PDFにパスワードを設定できます。直感的操作ですごくわかりやすい。
機能によっては多少の制限があるとはいえ、これだけの機能が無料なのはすごい。かつ、すべての作業をオンラインで完結できるのも魅力的です。PDFでファイルを送受信する機会が多い人にとって、便利なツールだと思いますね。
■Acrobat オンラインツールの利点
もう一度書きますが、PR記事ですw ということで、Acrobat オンラインツールの利点について。
まず、アドビ製である信頼感は大きいですね。Acrobat オンラインツールですが「変な挙動はしないだろう」という安心感があります。
かなりの機能をログインなしで使えるし、ログインなしでアップしたファイルはアドビ側に保存されず、すぐに削除してもらえます。プライベートなファイルや機密性の高いPDFを使うことはないですが、アップしたファイルがどこかに残っているのは気持ち悪いので助かります。
全体的にいえるのは、直感的に操作できることですね。例えば「PDFのファイルサイズを圧縮」ならもう「圧縮するだけ」「それ以外の用事はない!」という潔いページの作り方です。直感的に操作できて、何をすれば何が得られるのかハッキリしているのがいいですね。
全体的に、出力されるファイルのクオリティが高いこともポイントです。特に、PDFからJPGやPNGへの画像変換はクリアな画像が出力されますね。このあたり、さすがPhotoshopを出しているアドビさんって感じです。
ログインなしでいろんな機能が使えますが、ログインすればさらに機能が使えます。例えば、アップしたファイルがクラウド上に保存されること。同じファイルを繰り返し使うときに便利です。また、クラウド上にアップされたファイルは外部共有も可能なので、クライアントにちょっとファイルを送りたい時にも使えます。
また、オンライン版Microsoft Officeと連携されているので、例えばPDFからWordに変換するときなんかはそのままファイルをダウンロードせずに編集できて効率的です。
もちろんAcrobat オンラインツールは無料なので、いくつか機能制限はあります。より高度な機能を使いたいときは有償のAcrobat Proを使ってください。1,980 円/月 (税込)で、100GBのクラウドストレージがついてきたり、Adobe Scanが使えたりします。
Acrobat Proはさらに高機能で、PDFの閲覧・OCR処理・結合・分割・圧縮・書き込み・電子サインからパスワード処理まで、「PDFに関わることならなんでもできる」ツールになっています。無料版では物足りないと思った方は契約を検討してみてください。
■まとめ
こんな感じでPR案件をいただくようにもなりましたし、資料整理が必要なレベルで案件が著しく増え、日々のスケジュールが大変になったことをとても嬉しく思います。
皆さんの応援あって、ここまで仕事ができています。これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!